労基に申告した体験談|相談ではなく申告と言わないといけない理由と準備したもの
前回の記事では、「有給は3年後」という発言や、職場で重なっていた労働基準法違反の実態について書きました。今回は、退職を決意してから実際に労基(労働基準監督署)に申告するまでの流れを書きます。
退職を告げたら「もう来なくていい」
労基違反の指摘、物品を壊された件の報告、そして度重なる社長との揉め事。もう限界だと感じた私は、退職を申し出ました。すると社長から即座に「もう来なくていい」と言われ、あっさりと契約解除の話を切り出されました。
辞める覚悟は決めていました。それでも、一人でここまで戦ってきた精神的なストレスは相当なものでした。
「申告します」と言わないと意味がない
YouTubeで調べていたとき、大事なことを知りました。労基署に行くとき、「相談したい」と言うと相談員との会話で終わってしまうことがある。「申告します」と言わないと、労働基準監督官に繋いでもらえないケースがあるというのです。
監督官への申告は労働者の権利です。「相談」ではなく「申告」。この一言の違いが、結果を大きく変えることがあります。
申告前に準備したもの
証拠がないと難しいと思ったので、以下のものを準備して持参しました。
- 割り増し残業代が支払われていない出勤簿と給与明細
- 社長都合の休みが何日あったかの記録
- それぞれが労働基準法のどの条文に違反するか(自分でネットで調べてメモしたもの)
特に「どの法律に違反するか」を自分で調べてまとめておいたことで、窓口での話がスムーズに進みました。感情的な訴えではなく、事実と根拠を整理して持っていくことが大切だと感じました。
窓口で「申告します」と伝えた結果
「申告します」とはっきり伝えたところ、相談員から比較的スムーズに監督官に繋いでもらうことができました。監督官はとても親身になって話を聞いてくれて、こちらが証拠と根拠を持参していたこともあり、話が早かった印象です。
「担当監督官が決まり次第ご連絡します」と言われ、数日後に担当者から連絡が来て、会社への調査が入ることになりました。
次の記事では、調査後の結果と、この経験を通じて感じたことを書きます。
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是正勧告が入り、全額取り戻せました。20年間泣き寝入りしてきたスタッフへの想いも書きます。

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