歓迎会より仕事中に優しくして|20年以上働いてわかった本当に良い職場の条件

会社の皆で歓迎会

転職を繰り返してきた私が、ずっと思っていることがあります。

歓迎会より、仕事中に優しくしてほしい。

これだけです。たったこれだけのことが、どれだけ難しいのかと思い知らされてきました。


仕事をしにきているのに、なぜ飲み会で仲を深めようとするのか

私は仕事中に協力して助け合って、無事に業務を終わらせたいタイプです。それが仕事の基本だと思っています。

でも現実は違う職場が多かった。仕事中は無愛想、話しかけても無視、話しかけるなオーラ全開。そんな態度の人が「歓迎会しましょう」と言ってくれても、正直全然嬉しくないんですよね。

新人って、覚えることだらけです。物品の場所、業務の流れ、顧客への対応、職場のルール。右も左もわからない状態で必死に頑張っている。その状況を理解して、優しく見守る態度が必要なはずです。

でも、そういう態度のあり方を考えるよりも、とりあえず飲み会・歓迎会でなんとかしようとする管理職が多い。心が全然開いていない状態で飲み会に連れて行かれても、消耗するだけです。


仕事中にきつい人ほど、心が疲弊している

転職を重ねてきて気づいたことがあります。普段からスタッフの悪口が多い人、他人を見下す発言が多い人って、心が疲弊しているんですよね。

実際に、結婚した途端に手のひらを返したように優しくなったスタッフもいました。それまでのきつい態度はなんだったのか。プライベートが充実したら職場でも穏やかになれる。逆に言えば、仕事中のきつい態度は、その人自身の内側の問題だということです。

本当に充実していて、仕事にも前向きな人は、声を荒げて怒鳴ったり、人のミスを鬼の首を取ったように指摘したりしません。常に穏やかで、声をかけやすくて、聞けば教えてくれて、一緒に考えてくれる。

20年以上働いてきて、そういう上司や先輩に出会えた数は、五本の指に収まってしまいます。それだけ貴重な存在なんです。


本当に良い上司がいる職場は、雰囲気が全然違う

キャリアの中で一度、部署異動でそういう上司と先輩と働いた時期がありました。

その職場では、新人さんが伸び伸び働いていました。常に笑いが絶えない、優しい雰囲気。緊急呼び出しがあるくらい大変な職場だったのに、職場に行きたくないと思ったことが一度もありませんでした。みんな仲良く、助け合いながら働いていた。

同じ「大変な職場」でも、人間関係ひとつでこんなに違うのかと、改めて実感しました。


1年目で辞めた職場と、その後出会えた素敵な先輩たち

新人1年目で、職場の陰険な雰囲気に嫌になって退職したことがあります。周囲には「3年は頑張らないとダメ」と言われました。でも私は、ここにいたら自分の人間性が悪い方向に向かってしまうと思って、周囲の反対を押し切って辞めました。

次の職場への不安はもちろんありました。意地悪なスタッフもいた。でも、本当に素敵な先輩と上司に出会えました。あのとき辞めて良かったと、今でも思っています。

自分の心を壊してまで、劣悪な環境で仕事しなくていい。

私はそう思っています。


負の連鎖は、自分が断ち切る

最後に、ひとつ印象的なエピソードを。

「お前のことが嫌い」と言いながら、自宅飲みに誘ってくる先輩がいました。意味がわからないですよね。私は、自分のことを嫌いだと言う人との時間を過ごそうとは思わないので、以降の誘いはすべてお断りしました。

理不尽な態度の人には、屈しなくていいです。

そして、自分がされた嫌なことを後輩にしないこと。それだけを意識して働いてきました。意地悪されたから自分も意地悪する、怒鳴られたから自分も怒鳴る。その負の連鎖を、自分のところで断ち切る。

職場の雰囲気は、そこで働く一人ひとりが作るものです。あなたの優しさが、誰かにとっての「五本の指に入る先輩」になるかもしれません。


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