公務員は安定?その「他人軸」があなたを壊す。父が夢を叶え、姉が早期退職した本当の理由
「公務員になれば一生安泰だから」
そんな言葉を信じて、自分の本当の気持ちに蓋をしていませんか?
私の姉は、親の勧めで公務員になりました。しかし、待っていたのは安定した生活ではなく、過度なストレスと体調不良、そして早期退職という結末でした。
一方で、同じ公務員として定年まで勤め上げた父がいます。この二人の差は、根性や責任感の違いではありませんでした。
「公務員」は夢を叶えるためのツールに過ぎなかった
私の父は、もともと船乗りになりたいという強い夢を持っていました。しかし、実家が貧しく、船乗りの学校に行くお金がありませんでした。
そこで父が選んだのが「公務員の船乗り」という道です。父にとって、公務員という肩書きは、大好きな船に乗るための単なるツールに過ぎなかったのです。目的(夢)と手段(仕事)が一致していたからこそ、父は定年まで走り続けることができました。
しかし、ここで悲劇が起こります。父は自分の成功体験を「公務員=安定していて良いもの」という形だけで子供に教えてしまったのです。ツールだけを押し付けられ、肝心の「やりたいこと」が欠落したまま他人軸で道を選んだ姉は、心を壊してしまいました。
もちろん私も親の勧めで看護師になりました。公務員の看護師です。資格職である看護師は食いっぱぐれがない、そして公務員なら尚更。退職時にはたくさんの退職金がもらえるとのことで。
でも、そんな他人軸で選んだ人生、本来の自分が納得するはずもなく。定年退職まで続ける職にはなりませんでした。
サウスウエスト航空が証明する「WHY(なぜ)」の力
世界的に有名な『WHYから始めよ』という本の中に、興味深い事例があります。
かつて「庶民の味方になりたい」という志(WHY)を持って、航空業界に参入した会社がありました(サウスウエスト航空)。彼らにとって飛行機は、庶民の移動を助けるためのツールでした。この会社は今も生き残っています。
一方で、その会社の成功(儲かっていること)だけを真似して、ツールとして航空会社を始めた他社は倒産してしまいました。
仕事もこれと同じです。「なぜそれをやるのか」という自分軸の情熱があるからこそ、そのツール(仕事)は機能します。安定という「外側の箱」だけを見て選んだ仕事は、ガソリンのない車のように、いつか必ず止まってしまうのです。
その「責任感」で自分を殺していませんか?
お姉さんの職場には、鬱で薬を飲みながら「定年まで辞められない」と震えている方がいたそうです。その方の親御さんも公務員の幹部だったとのこと。おそらく「定年まで勤め上げるのが正解」という強烈な洗脳の中にいるのでしょう。
ここで一度、自分に問いかけてみてください。
「今、あなたがその仕事をしているのは、自分のインスピレーションに従った結果ですか?それとも、誰かに『良い』と言われたからですか?」
真面目な人ほど、続かないことを「根性がない」と自分を責めます。しかし、それは間違いです。やりたくないことにエネルギーを注ぎ続けるのは、生物として無理なことなのです。
自分軸を取り戻すための第一歩
成功している人々は、自分の「やりたい」という素直な感情に驚くほど忠実です。彼らは「そんなので食っていけるわけない」という周囲の否定を、自分の内側には入れません。
私の父の事例だと、お金がないから船乗りの学校に行けない=諦めるとはならなかったわけです。彼らはどうすれば叶うか、その方法だけを考えます。
反対に他人軸で生きる人は、自分の「これがやりたい!」という気持ちが湧いてきても、それを「そんなんじゃ金にならない、生活できないから無理」と否定するのです。私たちは自分自身で、自分のやりたいことを否定し、それを受け入れてしまいます。
最初から100%好きなことでなくても構いません。でも、もし今あなたが苦しいのなら、その選択が「他人軸」になっていないか見直してみてください。
他人の人生を生きるために、あなたの貴重な健康や時間を差し出す必要はないのです。自分軸で選び直したとき、仕事はあなたを苦しめる鎖ではなく、夢を叶えるための力強いツールに変わるはずです。
「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い詰めていませんか?自己肯定感の罠に気づき、楽に生きるためのヒントをお伝えします。
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